
アビ ヴァールブルク Aby Warburg (原著),
加藤 哲弘 (翻訳)
ありな書房 (2003/03)
■Wikipedia⇒
St. Ulrich und St. Afra,
■Photo検索⇒
*Mount Calvary, St. Ulrich church, Kreuzlingen(下部のBaroque Carved Wooden Figures)
内容(「BOOK」データベースより) ヴァールブルク自らが現地で写真に収めたアメリカ先住民たちの生活と儀礼、そのなかに息づく蛇のイメージ。旅の記憶は壮大な歴史的回想へと姿を変えて、古典古代やキリスト教世界の美術に見られる蛇の図像の役割を逆照射する。ジャンルの閾を超えて、文明化による不安克服の両義性を自己省察とともに顕在化させる試み。 内容(「MARC」データベースより) アビ・ヴァールブルクの主要な論考を網羅し豊穣な思索を明らかにした著作集。第7巻にはアメリカ先住民の生活儀礼を調査し、心的宇宙に息づく蛇-表象を介して西欧美術に底流するイメージを逆照射した領域横断的論考を収載。
●蛇儀礼 (岩波文庫)
三島 憲一 (翻訳) 岩波書店 (2008/11/14)刊著書@amazon
古代の悲劇的ペシミズム
救済の神アスクレピオス
中世の占星術
聖書の中の偶像崇拝
初期キリスト教と蛇
中世の神学と予型論
北アメリカ、プエブロ・インディアン居住地域からのイメージ
蛇はキリスト教以前のあらゆる宗教習慣と同じように、最も生々しい象徴として、尊崇と礼拝の対象になっている
インディアンたちの宗教的呪術
蛇を口にくわえて
生きた蛇と踊る蛇祭り(ワルピ)
蛇は、稲妻をもたらすもの、あるいはその結果として水を生み出すもの
2000年前ギリシアにおいて その粗野さと異常さの点でインディアンたちのもとで見られるものをはるかにしのぐような祭礼の習慣が行われていた
例
ディオニュソスの祭儀…マイナデスは蛇を手にして踊っていた
頭にはダイアデム(髪飾り)として生きた蛇がまきついてもいる。
あるいはもう一方の手に、苦行のような生贄の踊りの中で祭神に捧げるために八つ裂きにされる動物を持つこともある
狂気の中の血なまぐさい生贄の儀式
蛇との関係は、物神崇拝から純粋な救済宗教へと変更していく信仰の純度を測る測定器になる
旧約聖書 蛇の姿を持つバビロンの原初母神テアマトがそうであるように、蛇は邪悪さと誘惑の精霊になっていた
ギリシアでも蛇は情け容赦なくすべてを呑み込む冥界の生きもの
復讐の女神エリニュスたちの髪には蛇が巻きついている
神々は罰を下すために蛇を死刑執行人として遣わすことがよくある
■マイナデス 「バッコスに仕える熱狂tきな女性信者たち。バッコス酒神による祭儀を担い、樫などの葉の冠をかぶり奔放な姿で歌いながら、乱舞の先頭に立つ」(加藤哲弘さんの訳注)
『ウィキペディア(Wikipedia)』
■ティアマト(Tiamat)「(加藤哲弘さんの訳注)『ウィキペディア(Wikipedia)』
■エリニュス『ウィキペディア(Wikipedia)』
ラオコオン
「絞殺者としての蛇(冥界からの暴力)強力な悲劇的象徴
正義も救済の希望もない、古代の絶望的なペシミズム」
…ペシミズム的世界観における精霊としての蛇
救済者としてのアスクレピオス
古代の癒しの神
象徴の杖に巻きつく杖を伴っている
彼の容貌は世界の救済者に与えられる容貌となっている
この上なく崇高でで穏やかな古代の神
早い時期には蛇の形姿で崇拝されていた
彼の杖の周りに巻きついているのは、実は彼自身なのです。つまりここにいるのは今は亡き彼の魂であって、それが蛇の形姿を取って生きながらえ、再び姿を現しているのです。
不死性や病気や死の苦しみを超えた再生を表わす最も自然な象徴となっている。
中世の占星術
ローマ ヴァチカン教皇庁図書館所蔵の写本で見つけた
13世紀のスペインの暦
アスクレピオスがさそり座の月の支配者
アスクレピオスを蛇として崇拝する中で、野卑や洗練の両側面を含むしかたでその力に与ろうとする試みの表現
コス島の祭式の礼拝行為としての諸動作が象形文字風にほのめかされている
聖書の中の偶像崇拝、中世の神学⇒Next 青銅の蛇
シンボル ドラゴン 龍 蛇
荒俣さんの図像の本
古代エジプトの本
英国美術と地中海世界 フリッツ ザクスル (著), ルドルフ ウィトカウアー (著),
F. Saxl (原著), R. Wittkower (原著), 鯨井 秀伸 (翻訳)
アレゴリーとシンボル―図像の東西交渉史
ヴァールブルクコレクション
R・ウィトカウアー (著), 大野 芳材, 西野 嘉章
Aby M. Warburg.
『アービ・M・ヴァールブルク―ある学者の肖像―』
(ガーリッツ/ライマース編)
Robert Galitz und Brita Reimers. Aby M.Warburg.
'Ekstatische Nymphe... trauernder Flussgott':
Portrait eines Gelehrten Hamburg:
Dolling und Galitz, 1995. 3-926174-87-0
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