インド神話の鳥の王


カルラ(ガルーダ)

ヒンドゥー文化圏の聖獣



13th century Cham sculpture depicts Garuda devouring a serpent
Wikipedia.en



梼楼羅 かるら
サンスクリット名はガルダ。インドの神話に登場する鳥類の王で竜を常食するとされる。
金翅鳥 (こんじちよう),妙翅鳥と漢訳されたものと同一視されている。
大乗仏教では八部衆の一つに数えられている。密教においては梵天や大自在天の化身,あるいは文殊菩醍の化身といわれ,風雨を止めるための修法である梼楼羅法の本尊とされるが,単独で造像された作例はのこっていない。形像は鳥頭人身で,胎蔵界曼荼羅に表される。
八部衆の例には興福寺に伝わる奈良時代の乾漆像のほか,東京国立博物館所蔵の伎楽面 (法隆寺献納宝物)※ の中に梼楼羅の面が存在しているが,平安時代以降に注目すべき作品はのこっていない 。

平凡社大百科事典 関口 正之


画像番号 C0007671列品番号 N-215	品名 伎楽面_迦楼羅
 ※伎楽面_迦楼羅
「画像提供:東京国立博物館
◆上記国立博物館の表記も迦楼羅で平凡社大百科事典の項目の『梼楼羅』という表記は一般的ではないようだ。 梼=トウ


WEB 検索

https://www.rakuten.co.jp/angkasa/618511/636636/

『ガルーダ』:ルーツはインド神話上の巨鳥で、飲み込むを意味する「gr」が示す通り 「ナーガ」(蛇神)や龍を食するため蛇の毒から守ってくれる聖なる鳥とされています。

※2011-04-16 上の記述があったページは見当たらなくなっている。
Wikipediaにも、「ガルダの名は『gr』(飲み込む)に由来すると考えられている。」とあるが、 立川武蔵さんの『聖なる幻獣』(第5章)によれば、「ガルダ」はサンスクリット語で「言葉の翼」を意味するという。
(*置いておく物件)


カルラ


https://angkor.gogo.tc/rec.html
ガルーダ(鷲の頭を持つ鳥人)とナーガ(多くの首を持った大蛇)
「蛇がいつでも鳥に踏みつけられている。」
VS

https://www.theosophyjp.org/fiftyseven/tsoshiethreeseven.htm
ヒンズー教徒は、賢者を「ナーガ」(蛇を意味する語)と呼びました
→(やはり悪一偏ではない=両義的だが、ガルーダが優勢?あるいは『ガルーダ・ナーガ』と?))

Wikipedia天龍八部衆にあるのは
迦楼羅(Garuda、かるら) 「ガルーダを前身とする(*?)、竜を好んで常食するという伝説上の鳥である。鷲の如き獰猛な鳥類の一類を神格化したもの。」
←*ヒンドゥー文化圏の聖獣でのガルーダが、「カルラとして、仏教のパンテオンに入った」ということ。 ←日本の

https://www.thaiembassy.jp/culture/
タイの国の紋章ガルーダ…タイ語でクルット(khrut)
タイ王国大使館のページの左最上端にあります

インドネシア航空のシンボル
参考:タイ国際航空の飛行機は文様
日本航空の旧マーク 鶴

タイ王国国章に


検索

聖獣概観蛇に対比される聖獣聖鳥
迦楼羅像 カルラ(ガルーダ): (興福寺・三十三間堂・・)
ナーガ
立川武蔵さんの『聖なる幻獣』第5章 翼のある獣       


(このページは 2004/08/11初UPしました)
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