聖樹聖獣文様
「 仏教美術のイコノロジー―インドから日本まで
」(宮治昭著 吉川弘文館 1999)を読みます。聖樹信仰(*)と仏教美術の関係は興味深い。四天王(*)の話もある。
本の説明。(「BOOK」データベースより)
豊穣なインドの大地に生まれ、中央アジア・シルクロードを経て、中国・日本へと伝わってきた仏教美術。その伝播と変容、展開の様相を風土・民族・歴史と関連付けながら、イコノロジー(図像解釈学)の方法によって読み解く。
インド仏教史=
古代:仏教美術、
中世:ヒンドゥー教美術、
近世:イスラーム教美術
=聖樹に住む精霊的な神々
…ヤクシャ(男神)・ヤクシー(女神)
池や田に潜み財宝を持つ蛇(竜)ナーガ(男神)・ナーギー(女神)
生命力を司どる土着的な神々
仏教の守護神
ヤクシャと四天王
バールフトのヤクシャ像男神ヤクシャと仁王
仁王=執金剛神(しつこんごうしん ヴァジェラバーニ)やはり、サーンチー世界遺産は唐草もすごそう・・web検索~~
■サーンチー 旅のPhoto Gallery 北インドの旅ストゥーパ、欄楯、南門の柱頭 獅子像、西門の柱頭 ヤクシャ像 東門のヤクシー女神像(背面)などなどの写真がみられます。
この辺りは荒俣宏の「獅子」を読むの方へ
→その後「仏教と世界遺産:仏教美術入門」へ
宮治昭(みやじ あきら、1945年2月7日- ):日本の仏教美術史学者、名古屋大学名誉教授。
専門は仏教美術史。(wikipedia 閲覧20160512)
読み散らかしのまとめ
蓮には必ず節がある、それがものを生み出す力なのだ、それが発展して、グプタ系蓮華蔓草(渦巻唐草)、如意の蔓になるということ、インドでの蓮のイメージ
hasu_icon.html
インドの蓮華文は中国で壮麗化し、あるいは忍冬文と融合されて日本にも
仏教美術
『インド美術 (岩波世界の美術)』を読む
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