エジプトの蛇図像




ヒエログリフ (c)CCER




以下は
図解古代エジプトシンボル事典
蛇の図像のある神をあげてみます。

メンヘト女神

ライオンの頭の上にコブラ

ムゥト女神

エジプト語で母を意味する。。 アメン神の妻で、しばしば王妃の化身として使われた。ヘンスウ(コンス)神の母。 ヒエログリフでは同音のハゲタカの姿、図像では雌ライオンの頭を持つ姿で表される。

セクメト(セヘト)女神

 頭上に蛇  ライオンの頭

バステト(バスト)女神

 頭上に蛇 猫頭

ネヘベト女神

頭上に聖蛇 ハゲタカ

デド

  頭に「永久・永続」を示すヒエログリフ ヒエログリフの神格化。
セベク神  頭上に蛇冠 ワニの頭をした人物

ケデシュ女神  (カデシュ、クドシ)

花と蛇を手にしたライオンの背に立つ
「ケデシュ」セム語で「神聖」を意味・シリア起源

ラー(レー)神

頭上に聖蛇の付いた日輪を載せハヤブサの頭

メンチュ(モントウ)神

ハヤブサの頭と2枚羽根 蛇

カムテフ神

頭上にコブラ アメン神とミン神が習合 レタスと共に描かれる事が多い。

クヌム神

頭上にコブラ  牡羊の頭

クヌム神殿のあることろは
エスナ(ルクソールの南約60km程)
アスワンのエレファンティネ島

バー・ネブ・タットウ神

牡羊と有翼の蛇 [を組み合わせた姿] メンデス守護神。 豊饒と生殖の神。

ハルサフェス(ヘリシェフ)神

  冠に2匹の蛇 牡羊頭 ヘラクレオポリスの主神。

ハロエリス神

  冠に2匹の蛇 「大いなるホルス」の意。 グレ子・ローマン時代はホルスの別名となる。 コム・オンボの主神。

プタハ・セケル神

  プタハ神とセケル(ソカル)神が結びついたもの。更にオシリス(ウシル)が 結びつくこともある。 メンフィスの創造神。職人の守護神。 こうした姿がしばしば小型の護符として焼き物などで作られ、墓室に納められた。

以下 蛇にかかわりのある女神をあげてみます。

ウアジェト
「緑のもの」、下エジプトの赤冠の後見人
ウラエウス
ラーの目の化身、立ち上がって神々と王を守るもの
ウプセト
「燃えるようなもの」、テフヌトの特殊形
レネヌテト(レネネト)
乳母の蛇。収穫の女神(乳母の役割をする小女神)
メルセゲル(メレトセゲル)
「静寂を愛するもの」、テーベのネクロポリスの女主人
アトゥム
(鰻の形をとることもある)
ネヘベカウ
カァと食物の分配者。地下(クトニアン)霊で、
時々二つの蛇の頭を持つ姿で描かれる
シャイ
運命の女神


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(このページは 2006/04/22 初UPしました)
LastModified: 2013年
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