
ルクソール・カルナック神殿のエジプトの柱と、
アテネ・アクロポリス神殿のギリシアの柱を比較すれば、
そこに根本的な相違が一目瞭然である。
近代の建築にまで影響を及ぼしたギリシアの柱は
人体の均衡を元にした美的表現であるが、
エジプトの柱は 植物の茎と花・つぼみの写実的表現であった。
エジプト人も建築の初めは木造であり、
それに植物を組み合わせたやり方であった。
そして柱などには装飾として
パピルスやロータス
あるいは棕櫚(ナツメヤシ)などの花を束ね、
その周りに縛り付けられた。
その姿をそのまま石材建築の柱とし
て写実的に彫り出されたものに他ならないといわれる
いずれにしろエジプトの柱の場合。その形姿の起源は
もぎ取られた木(棕櫚)の幹だとか
パピルスや蓮(多くは水蓮)の花束で覆われたものか、
数本(一般には八本)の茎を束状にしたものである」
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世界の博物館〈17〉エジプト博物館
(講談社 :昭和53年=1978刊 川村喜一編)
アブシールの葬祭殿の柱
列中のある中庭や多柱室は
古代エジプト建築の一つの要素だった
その柱を飾る柱頭はさまざまで
ゆり
蓮
やし
パピルスなど植物の花やつぼみ
ハトホル神の頭部や
いくつかを組み合わせた複合柱頭もあった。
柱頭の形はプトレマイオス朝まで変化はなかった。
古代エジプト人は元来保守的
その上宗教に奉仕するためのものであった
初期に成立した美術の特色 を 3000年墨守
神の価値が変わらなかったことの影響
先王朝時代末から王朝初期にかけて
美術面で見られるメソポタミアの影響
H.フランクフォートの指摘
原型はメソポタミア 二頭のライオンを制する人物 蛇のような首をしたライオンあるいは ヒョウが絡み合ったようなモティーフ ⇒ナルメル王のパレット⇒国土統一後は見られない
図説年表 西洋建築の様式 鈴木博之編 彰国社1998年刊

蓮(ロータス)とパピルス文様
連続渦巻き文様
葡萄文様
四方渦巻き文様
縄型と花飾り文様
縄型と羽飾り文様
| 新王国時代のエジプト装飾モティーフ 日輪と蛇と羽のモティーフ 翼を広げた鳥 スカラベ 鷹 スフィンクス |
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テーベ
2層
8つの蓮模様の
柱頭

遠景ですが こちらに紹介がありました。
椰子型の柱が残っています:
http://www.thoth.jp/pyramids03.html


・ホルスの目を数字の代わりに用いることもある。
・二つの目は区別され、
左目(ホルスの目)は月の象徴、
右目(ラーの目)は太陽の象徴とされた

左右の目
文字と見て 単位分数(分子が1の分数、すなわち整数の逆数)の 数列を表すという ・・

Photo by Jon Bodsworth.
2011年
イメージ事典で読む蓮・スイレン
宮沢賢治の「涙ぐむ目花壇」のヒツジグサ
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