聖なる植物 2010

「ネパールインドの聖なる植物」を読む

トリローク・チャンドラ マジュプリア、Trilok Chandra Majupuria著 西岡 直樹訳
内容(「BOOK」データベースより)
両国の文化に精通した著者が、信仰の対象であり、仏教やヒンドゥーの神々に捧げられるサラノキ、ビャクダン、インドボダイジュ、ウコンなど植物114種を紹介、その神話・薬効を解説。

八坂書房での紹介ページ(詳細な植物名有り)



「ネパールインドの 聖なる植物」P83 抜き書き

蓮華(ハス)と呼ばれるものには、スイレンも含まれており、 いろいろな色のものがある。
ピンク系のものは普通、イースト・インディアン・ロータスと呼ばれ、スイレン科のハスNelumbo nuciferaを指す。
薄桃色の蓮華はスイレン属のNynphaea nouchali, 青花はブルー・ロータス・オブ・インディアと呼ばれ、Nynphaea stellataに相当する。
サンスクリット語でクムダと呼ばれる白花のスイレンは、Nynphaea albaで、この花を(祭日に)ガネーシャ、ヴィシュヌ・ラクシュミーの祭壇に供える。


「ネパールインドの 聖なる植物」P74〜84 抜き書き

ハス─宇宙の扉


もっとも神聖な植物
「他の追従を許さない人気はこの植物が東洋起源だからであろう」
「サンスクリット語の詩人達にとってハスは美の象徴そのもの」
『リグ・ヴェーダ』には 白花と青花の二種類のハスが述べられている。
青いハス=プシュカラ(湖・匙のくぼみ)
『タイッティリーヤ・アラニヤーカ』
宇宙が水であったとき、万物の主プラジャーパティ唯一人がハスの葉の上に生れ出た
ブラフマー=ハスから生まれた者 (『マハーバーラタ』)
ハスの花の象徴:偉大なる人物や神の誕生を暗示・象徴
原初の水からの奇跡的誕生、神の純粋性の象徴

紀元前、約200年以降からすべての仏教の記念物に、ハスが刻まれている


「ネパール・インドの 聖なる植物」P78
もっとも際立ったハスの描写 ガジャ・ラクシュミーの絵
ラクシュミーが蓮の台座に座し(たち)両手にハスの花を持ち そのハスの花は両側から二頭の象(Gaja)によって水をかけられている

この本の表紙絵がそれです
「ネパール・インドの 聖なる植物」P77
パドマー(ラクシュミー)は,ある時は両脇に二つのハスの花と二つの蕾を置き、ハスの台座の上に坐している。
腕の上部にはアームレットをし、手首には大きな真珠のブレスレットをしている。
ハスの花の女神
大地の生殖的エネルギーを表す 母神
物質的世界における幸運の象徴

上の右手は与願印を結ぶ
左手にハスを持つ
タントラにおいては、カーリー女神もハスと深い関係をもつ
ネパールでは普通、上の右手に血の滴る刀、下の右手に鋏、上の左手に人の頭、下の左手にハスを持つ(?)
http://en.wikipedia.org/wiki/Kali

図像検索

■◎http://www.abaxjp.com/ind07-kailasanath/ind07-kailasanath.html
ヒンドゥ教のカイラーサナータ寺院(シヴァ神の住まい)の彫刻
http://www.k5.dion.ne.jp/~dakini/tenjiku/zukan/laksmi.html
天竺奇譚 インド神様図鑑:ラクシュミー お姿集. ・ガジャ・ラクシュミー(蓮、後に象さん)
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Desert/2995/gaja.htm
ラクシュミー・・・幸運の女神
http://www.pandaemonium.net/rdb/menu/file/2114.html
ラクシュミー ( ラクシュミー ) 英名: Lakshim(※?)⇒「吉祥天」
※英語ではLakshmi◎(Wikipedia英語Hindu goddess)
http://www13.plala.or.jp/SPICE-VILLAGE/photo/hindu_gods/photo.html
ヒンドゥの神々の写真

蛇画像:Lakshmi with Vishnu at Vaikuntha◎(Wikipedia英語

ディーワーリーDiwali

■インドのお祭り(英語)http://www.festivalsinindia.net/goddesses/lakshmi/index.htmlLakshmi Pujaと関連付けられる聖日 Hindusの最も大きい祝祭 http://www.diwalifestival.org/
■◎http://sanathanadharmahinduismo.blogspot.com/2009_02_01_archive.html
インドのお祭り(花祭り)の写真がいっぱい(読めないですが)

何が植物と信仰を結びつけているのか

「ネパールインドの 聖なる植物」

目次読書

まえがき(6ページ)

植物の持つ宗教的象徴性と医薬としての実用性、二つの局面を関連づける
(宗教にみる樹木崇拝と人間の関係の根底に科学的な要素が作用していることを提示しようと試みた) ヒンドゥー教や仏教の祭礼に用いられる植物を学名や図を用いて解説


はじめに(5ページ)

ヒンドゥー教徒は50才を過ぎると、残りの人生を心御平安を獲得するために生きる。
(=林棲期ヴァーナブラスタ・・人生の第3の段階) 隠遁生活では食物は植物性以外のものは禁じられている
崇高(偉大)なる者のうちもっとも崇高(偉大)な神は授与者
見返りを期待することなく慈悲深く分け与え、捧げる者
植物は授与者であった。それ故に、樹木や草は、それ自体が神としてでなくても、 その代理として崇められる


第1章 崇拝のバックグラウンド(5ページ)
第2章 植物と俗信(10ページ)
第3章 聖なる植物の薬効(241ページ)

「ネパールインドの
聖なる植物」
第1章 崇拝のバックグラウンド
ヒンドゥーの世界観・・ この世界に存在するすべてのものが生命を持つ
植物の持つ有用性・・ 布の繊維、紙、油、石けんの材料になる
樹木は 寿命の長い生物、神や女神の隠れ場
緑の枝葉、花、果実・・美しくまた不気味
樹木崇拝の背景には、信仰、迷信、思想、医学的重要性、そのほかの哲学的解釈があった

「ネパールインドの
聖なる植物」
第2章 植物と俗信(
薬としての記述:人類のもっとも古い知恵の結集「リグ・ヴェーダ」に
(最後の巻の賛歌で特に植物の病気を癒す力礼賛)
ソーマは、母とか女神と呼ばれる草・木の王者
森の主(ヴァナスパティ)、 アブサラス(天界の水の精)の住み家
植物に関する考え方や概念の発掘調査 ※Wikipediaヴェーダ=知識

「ネパールインドの
聖なる植物」
第3章 聖なる植物の薬効
私のテーマ内としては、ハスの他、「ザクロ─ラクタカーリーに捧げられる果物」・・ そのまえに、「オニバス─マカンのポップコーン」もそうだろうか・・
サトウナツメヤシもある。見慣れない植物名の中に薔薇や桃も竹もありますが、また後ほど・・

閑話休題
STARWARS
アナキン・スカイウォーカーの愛妻の名前は「パドメ」
この命名にパドマー(=ラクシュミー)のイメージがかかわっているように思える。(印象)
「手に蓮をもつ者」(※男:パドマ・パーニ、女:パドマ・ハスター)


インド文化についての検索

◆インドのスパイスや豆(ダール)などがある、http://raani.org/faq/faq.htmより引用
インドの花嫁さん表すシンボル=鼻ピアス

インドの少女は鼻の(自分から見て)左側にピアスをします。別に時期は決まっていなくて、 やりたくなったらやればいいという感じです。だいたい小学校の高学年ぐらいが多いようです。 鼻にピアスしないまま大人になってもかまわないのですが、結婚が決まったら必ず あけます。 なぜなら、花嫁さんには「ノーズティカ」が欠かせないからです。 日本で言ったら「文金高島田」「白無垢」みたいなものでしょうか?

「イチャダリ」(人間になったコブラ)

インド人はコブラが100歳になったら人間に変化(へんげ)すると考えています。 人間になったコブラのことを「イチャダリ」と呼びます。 イチャダリは、普通の人間と違って「黒目が大きく決して瞬きをしない」ので すぐ見分けがつきます。



,FirstModified2010-07-30byM

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