再掲 『中国の神話伝説』
(袁 珂著, 鈴木 博 訳– 青土社1993/4/1刊 執筆は1983年春節前夜
)
+白川静『中国の神話 』『神のかたち図鑑』 『中国シンボル・イメージ図典』
神農
伏羲、女媧と並んで三皇に数え
られる
神農もまた、太陽神で火の
神であるとされる。五行のうち火
の徳を持つということで、炎帝と
称される。
人身牛首であったと伝
えられており、牛の角がある姿で
猫かれたりする。
一般には農耕を
広めた農業神、薬効を調べ、伝え
に医薬神として知られている。
(p24)
農業神である神農も火の神とさ れ、火の徳によって王になったと 伝えられる炎帝と同一視される王 になった。神農は、太陽神とも考 えられている。(p140)
農耕神で医薬の神である神農は、 人間の体をしているが、首から上 は牛であった、あるいは竜であっ たと伝えられる。あらゆる草の薬 効を確かめ、七十もの毒に当たっ たという。 (p218)
下記の神農―wikipediaの記述が面白い。(20260309閲覧)
神農は「玲瓏玉体」を持つとされる:体は頭部と四肢を除き玲瓏透明で、内臓が外からはっきりと見えたという。
もし毒があれば内臓が黒くなるので、そこから毒が影響を与える部位を見極めたという。
その後、あまりに多くの毒草を服用したために、体に毒素が溜まってしまい、最終的には罌子 を服用したとき亡くなったという。
四川省に伝わる民間伝承では「断腸草」という草を嘗めたのが最後で、腸がちぎれて死んだともされる、神農は「玲瓏玉体」(れいろうぎょくたい)を持つとされる:体は頭部と四肢を除き玲瓏透明で、内臓が外からはっきりと見えたという[『開闢演義』]。もし毒があれば内臓が黒くなるので、そこから毒が影響を与える部位を見極めたという。その後、あまりに多くの毒草を服用したために、体に毒素が溜まってしまい、最終的には罌子を服用したとき亡くなったという。
四川省に伝わる民間伝承では「断腸草」という草を嘗めたのが最後で、腸がちぎれて死んだともされる。[袁珂]
ケシより断腸草がいいかも。袁珂『中国の神話 伝説』では、
神農について、黄炎篇第一章175-183頁で、「炎帝神農」として、詳しく述べており、図も3種類挙げられているが、ただいま私メは序論篇をみているているところで、神名列挙の中で、
「薬草を発見した神農」という一句を見たばかりのところである。(p16)
神農は牛頭人身とあるが、袁珂の採用図では、
神農のイメージに角のあるものはあげていない。
「おそらく数千年にわたって農耕に大きな役割を果たしてきた牛と同じように、特に農耕面で貢献したのであろう。」(p175)ということになるが。
牛頭人身というと、ギリシャ神話のミノタウロスが浮かぶが、 牛頭人身と呼ぶより、
牛の角のある神。
ギリシアでは
エリダヌスがいる・・→greece/elidanos.html
他に→greece/zeus.html
牛の角は、前頭骨の突起をケラチン(タンパク質)が覆う「洞角」