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花の王国の「園芸植物」

荒俣宏の全著作から「花の王国」


第1巻 園芸植物 (97項目)

meここで、荒俣宏さんの登場です。
葡萄唐草アイビーの項など、 平凡社百科事典の引く項引く項に荒俣さんの解説がでてきましたが、
まずは「花の王国」を調べてみましょう。
かかわりになったら危険、危険人物です。(。・-・。)フフ
狭い猫の額、いえ、ささやかなる猫頭には、敵(?)の博識に幻惑され、
収拾がつかなくなる虞があります。
さて、博物学とは、また、なんと広大な危険領域でしょうか。
しかし、荒俣さんによる博物学への誘いの呪文とは、…

すべては目と心の娯しみのために――脳、言語さえをも超える博物学への誘い」
以下 想像力の地球旅行―荒俣宏の博物学入門より
博物学
観察して目玉を楽しませる行為であり、
記述する楽しみである。
地球の上を実際に歩き、生きているモノを自分の目でみて確かめる。
そこから、擬態や植物地理学、さらには進化論までもが啓示された。
生物を分類したリンネ、
変異や特異性に注目したビュフォンやジョフロワ、
生物地理学を創始したフンボルト、
機能による分類を達成させたキュヴィエ。
そして死と繁殖の観念から歴史として生物論に到達したエラズマス・ダーウィン―。
楽しみの学問から様々な知の体系が花ひらいたのである。

BACK ⇒ アラマタさんに 1億5000万円の
感謝
を込めつつ。


97の 園芸植物


2005/03購入
内容(「BOOK」データベースより)
世界的博物図譜収集家として知られる著者が、
17~20世紀に描かれた花の図譜の名品を選び抜いて、
植物に関する伝承や信仰、発見・栽培史を辿る解説を付した、
他に類を見ない画期的な「花の図鑑」。
平凡社 ; 1 巻 (January 1990) 刊 目次
人工の花々を眺めながら
植物への愛と支配の歴史
自然に変身をうながした<園芸>
楽園を志向する東西の哲学

園芸植物、この怪物的なるもの←わくわくする台詞です!

第一巻の園芸植物の巻
…荒又さんが [総数30万余種もある植物の中から珍奇で美しいものを選んだ]
全97の植物の中からさらにピックアップ… やはりアカンサスとロータスから始めます


植物項目 アカンサス

アカンサスver.2

Acanthusアカンサスは、
「花の王国」の「園芸植物」の巻(第1巻) p21にあります。

古代ギリシア以来の装飾モチーフ
しかし一般に栽培されるようになったのは十九世紀末である。

大きく上に広がる広いアカンサス葉は
ギリシア建築の柱頭やゴシック建築の
小尖塔の装飾として西洋建築に欠かすことができない。
この装飾モチーフは当方から遠く中国にまで及んだが、
奇妙なことに植物本体は地中海地域を遠く離れることはなかった。


中国名 刺老鼠
良(くさかんむりつき)力(くさかんむりつきつき)花



図版
ドラピエ Pierre.A.G.Drapier

「園芸家・愛好家・工業家のための植物誌」(1825-35)
”パンクラース・ベッサBessa原図 手彩色図版名著
温室植物が可憐に描かれている”(by荒俣宏)

植物項目 ハス

ロータス(ハス)ver.2

ロータス ハス スイレンver.2
ハス
ボタン
天と地の庭園巡り古今東西・現実架空の庭園を25項目
「人間と植物との深い関わりを後付ける」

「花の王国」の「園芸植物」の巻
(第1巻) 植物項目名(全97)

  • アイリス
  • アガパンサス
  • アカンサス
  • アサガオ
  • アザミ
  • アジサイ
  • アスター
  • アナナス
  • アネモネ
  • アマリリス
  • イワタバコ
  • エニシダ
  • エリカ
  • オシロイバナ
  • オトギリソウ
  • オモト
  • オーリキュラ
  • カーネーション
  • カラー
  • カンナ
  • カンパニュラ
  • キキョウ
  • キク
  • キョウチクトウ
  • キンセンカ
  • クマガイソウ
  • グラジオラス
  • クリスマスローズ
  • クレマチス
  • クロッカス
  • クンシラン
  • ケイトウ
  • ゲットウ
  • コスモス
  • サクラ
  • サクラソウ
  • シクラメン
  • シャクナゲ
  • シャクヤク
  • スイセン
  • スィートピー
  • スイレン
  • スズラン
  • ストレリチア
  • スノードロップ
  • スミレ
  • セキチク
  • ゼラニウム
  • タチアオイ
  • ダリア
  • タンポポ
  • チューリップ
  • ツツジ
  • ツバキ
  • ツンベルギア
  • ディーゴ
  • デージー
  • トケイソウ
  • ナデシコ
  • ナンテン
  • ニオイアラセイトウ
  • ノウザンカズラ
  • ハイビスカス
  • ハゲイトウ
  • ハス
  • ハナビシソウ
  • バラ
  • パンジー
  • ヒアシンス
  • ヒゴウカン
  • ヒナゲシ
  • ヒマワリ
  • ヒャクニチソウ
  • フクシア
  • フクジュソウ
  • フジ
  • フヨウ
  • プルメリア
  • ベゴニア
  • ペチュニア
  • ホウセンカ
  • ボタン
  • ホテイアオイ
  • ポリアンス
  • マリゴールド
  • ミモザ
  • ムギワラギク
  • ムラサキツユクサ
  • モクレン
  • ヤグルマギク
  • ユッカ
  • ユリ
  • ライラック
  • ラナンキュラス
  • ラン
  • リンドウ
  • ルドベキア

本棚

サーチボックスあり


2007購入

2006/02購入

2009/07 購入

商品の説明 内容(「BOOK」データベースより)
この地球のどこかで今もひっそりと棲息する、想像を超えた姿と生態の植物の一群がいる。世界的博物図譜収集家として知られる著者が、17~20世紀に描かれた花の図譜の名品を選び抜き、植物に関する伝承や信仰、発見・栽培史を辿る解説を付した、他に類を見ない画期的な「花の図鑑」。子供から大人へ、植物愛好家から美術研究家へ、幅広い読者に贈る美しいプレゼント。


荒俣さんの著書(図像学博物学) 2

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